幼児向け通信教育ってたくさんあるけど、うちの子のレベルに合う教材ってどれ?
この記事では、幼児向け通信教育のレベルをランキング形式で分かりやすく紹介。
レベル別におすすめ教材を提案しています!
通信教育をとる目的には、例えばこのようなものがありますよね。
ひらがなの読み書き、数字の基礎を身につけたい
小学校に入って困らない程度の学力を身につけたい
知識の詰めこみでなく「思考力」「洞察力」を育てたい
小学校の内容をどんどん先取りしたい
幼児向け通信教育はたくさんありますが、子供に何を身につけさせたいか、求めるレベルをはっきりさせて教材を選ぶのが大事。
なぜなら、目的にあったレベルの教材を選ばないと、途中でやらなくなってしまいお金と時間を無駄にする可能性が高いからです。

お子さんにあった教材を選んであげると失敗せずにすむよ!
先に結論を言うと、こうなります。
読み書き計算の基礎を身につけたい | |
思考力や応用力を伸ばしたい | |
他の子より先に進み差をつけたい |
この記事では
・教材の到達レベル(=何年生の内容まで先取りできる?)
・問題の難易度レベル
をランキングにし、各教材の特徴を写真入りでたっぷり解説しています。
最後まで読むとお子さんのレベルにあった教材がどれか間違うことなく判断できるので、ぜひ教材選びにお役立てください!
年長さんで小学校入学準備におすすめの通信教育はこちらをご覧ください
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小学校入学準備におすすめの通信教育は?年長の大切な1年を無駄にしない教材の選び方
続きを見る
到達レベルランキング
どこまで到達できるか?(=何年生の内容まで進めるか)のランキングはこちら。
1位 | RISU(小6まで) |
2位 | がんばる舎すてっぷ(小1後半まで) |
3位 | こどもちゃれんじ思考力特化コース こどもちゃれんじ総合コース Z会 まなびwith 幼児ポピー *いずれも小1前半まで |
1位のRISUは算数に特化したタブレット教材ですが、年齢に関係なく実力に応じて6年生の内容までどんどん先取り学習ができます。
2位のすてっぷは「繰り上がりのある計算(例:8+7=15)」「漢字」のレベルまで学習できます。
3位の教材は小学校1年生の前半まで学習が進み、「ひらがな&カタカナの読み書き」「足して10までの簡単な計算」「時計(何時・何時半)」のレベルが身につきます。
ここがポイント
3位の教材はすべて学年制の教材です。
学年に合った勉強をするので、どの教材も到達レベルに大きな差はありません。
難易度ランキング
なぜそう思ったのか?を問う問題や、答えが複数ある問題など、思考力が鍛えられる問題が多いランキングはこちら。
1位 | こどもちゃれんじ思考力特化コース |
2位 | Z会 |
3位 | RISU がんばる舎すてっぷ こどもちゃれんじ総合コース まなびwith 幼児ポピー |
基礎問題だけでなく、思考力をきたえるなら「こどもちゃれんじ思考力特化コース」か「Z会」のどちらかがおすすめです。
ちゃれんじ思考力特化コースの特徴:
図形を比較する、条件文を読み解いて合致するものを選ぶ、視点を変えて複数の答えを出す等、深い思考が必要な問題が多い。

ちゃれんじ思考力特化コースの問題例(答えが複数ある問題)
Z会の特徴:
日常生活での経験や自然に関することも絡めた問題、白紙の解答欄に自由に回答を書く問題など、想像力や表現力、さまざまな知識を組み合わせた総合力をきたえる問題が多い。

Z会の思考力をきたえる問題「水をあたためるとどうなる?」は日常生活での経験とからめて科学的思考力を育てる
口コミを調べると、Z会よりこどもちゃれんじ思考力特化コースの方が量も多く難しいという声が多いです。
ちゃれんじの思考力特化コース、4月号もキッズワークはさくさく一人で進めて終わったけど、思考力ぐんぐんワークは質も量も娘にはキツいかな…私でもぱぱっと解けない問題ある。
おじぎそうとプログラミングのエデュトイは欲しい気もするから、6月からは総合コースに変更かな。
— mizue (@mintosmintos) April 4, 2020
申し込みしてた年長Z会が届きました。思ってたよりかなり薄くこどもちゃれんじの思考力特化コースのが良かった…
全て回答するのに思考力〜は1〜2日かかりますがZ会は30分で終わってしまう。難易度もチャレンジのがよく考えられてるし良問難問。
ぺあぜっとも科学雑誌や絵本で十分かな。— もこみ (@f1gqOFWPS72weGH) October 31, 2019
同じ12月号に掲載されていた似たような問題を比較してみました。
チャレンジのがまだ量が多いし難易度も高い。そしてチャレンジのが1000円弱安いので、Z会は一度退会することにしました。
小学生になったら、また考えよう😊 pic.twitter.com/DbogMh8OPm
— もこみ (@f1gqOFWPS72weGH) December 10, 2019
がっちりワークさせたいならちゃれんじの思考力特化コースかと、たぶんZ会だと物足りなくなります_(:3」z)_
親がやることがZ会の方が多いイメージです、毎土日に体験学習しましょうみたいな。親が子供の学習にさく時間をとりたいならZ会ですねw— 32ページ@教育アカ(年長娘/3歳息子) (@r13p123) December 3, 2019
難易度が高い教材はここに注意
こどもちゃれんじ思考力特化コースやZ会は、「なぜそう思ったか?」を問う問題や、結果から原因を探る問題など、深く考えないと答えられない問題が多いです。
この手の教材を生かすには、親の問いかけやサポートが欠かせません。
子どもと一緒に学ぶ、子どもの勉強をしっかり見ることが重要になるので、そこも考慮しましょう。
3位の教材は、基礎問題が中心で答えやすい問題が多い教材です。
「読み・書き・計算」を中心に、算数と国語の基礎を身につけることができます。
難易度が低い教材のメリット
答えやすい問題が多いだけに、慣れてくれば親が隣で見ていなくても子どもがひとりで勉強を進められるメリットがあります。
子供が自分から進んで教材を開いて机に向かう習慣をつけるなら、基礎問題が多く取り組みやすい教材がおすすめです。
求めるレベル別 おすすめ教材
求めるレベルに応じて、おすすめの教材を紹介します。
読み書き計算の基礎力をつけるのにおすすめの教材
さらにこまかくおすすめするなら、こうなります。
合わせて読みたい
思考力や応用力をつけるのにおすすめの教材
他の子より先に進み差をつけるのにおすすめの教材
合わせて読みたい
各通信教育の特徴
各通信教育の特徴を紹介します。
幼児ポピー
幼児ポピーは新学社が出版する、40年以上の歴史がある家庭学習教材です。
特徴は「楽しくお勉強」「安い」
幼児ポピーはシールで回答する問題が多く、デザインもカラフルで親しみやすく、楽しくお勉強ができる教材です。
文字を書くのが苦手な子でもシールがあるので取り組みやすく、おすすめです。

ポピーはシールで回答する問題も多いので取り組みやすい
思考力や応用力をためす問題は少なめ。
文字の読み書き、言葉、数字の基礎が中心で、算数と国語の基礎を身につけます。

文字の読み書きなど、基礎をじっくりかためるのが幼児ポピーの特徴
また、季節や行事、生活マナーなどのワークも充実しており、勉強だけでなく心・社会性・常識も学べます。

春夏秋冬の季節感あふれる教材
料金が年少980円、年中と年長が1,100円と、他社と比較し圧倒的に安いことも特徴です。
こんな人におすすめ
・文字や数字などをコツコツと身につけ小学校入学にそなえたい
・料金重視
我が家では幼児ポピーを4年間受講しましたが子どもたちがとても気にいり、毎月みずから積極的に取り組んでました。
感想と効果はこちらの記事にまとめているので読んでください↓
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幼児ポピーの口コミ感想!メリット7つ デメリット2つ、4年受講の効果を正直に教えます
続きを見る
Z会幼児コース
難しい印象が強いZ会ですが、幼児コースは先取り学習せず「考える力」を育てることに重点を置いてます。
親の負担が大きいこともあり、合う/合わないがわかれる教材だと思います。
特徴は「体験学習を通して考える力を育てる」
ひらがなや数字の勉強はそれほど難しくないです。
Z会幼児コースは「ぺあぜっと」という親子で体験学習をし考える力を育てる教材が最大の特徴です。

光の特性を理解する実験ワーク(ぺあぜっと)
ぺあぜっとは、例えば、実験、料理、虫の観察、お買い物体験などに親子で取り組み、その体験を通して「どうしたらうまくいくかな?」「どうしてこうなったんだろう?」など、考える力を育てる教材です。
イメージとしては幼稚園でやっている活動に近い感じです。
体験学習の親の負担が大きいので、教材を生かしきれるかどうかは親のやる気やタイプに左右されると思います。
それゆえに、合う人には合うけど、合わない人にはまったく合わないと賛否がわかれるところでしょう。
(私には無理・・・苦笑)
「かんがえるちからワーク」でも、日常生活での経験を問う問題があり、普段の生活力や気づく力が問われ、読み書き計算だけでなく思考力や洞察力を育てます。

虫の越冬の姿など、日常の経験とからめた問題がある
ただ、ひらがなの読み書きや、数字など基礎学習に関してはそんなに難しくはないです。

文字や数字の問題は標準的なレベル
こんな人におすすめ!
・机上の勉強だけでなく、実験や体験を通した生きた学びをさせたい
・考える力(思考力や洞察力)を育てたい
Z会幼児コースの教材内容や評判はこちらの記事をどうぞ↓
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Z会幼児コースと幼児ポピーどっちがいい?ダブル受講者が教えるZ会のメリットデメリット
続きを見る
まなびwith(旧ドラゼミ)
ドラゼミが終了し新しく生まれた小学館の通信教育です(2019年4月開講)。
特徴は「小学校の教科書のようなテキスト」「図鑑ワーク」
まなびwithは、小学校の教科書のような教材で、小学校の勉強に早いうちから慣れることができます。
まなびwithのテキスト↓

まなびwithは「小学校の教科書のようなテキスト」が特徴
小学校の教科書↓

小学校1年生の算数の教科書
文字や数字など基礎が学べるのは幼児ポピーと一緒ですが、学習のペースが早く、テキストが小学校の教科書のようで、シールで回答する問題も少ないので、勉強慣れしてない子だと難しいと思います。
図鑑で調べて答えるというワークも特徴の1つ。わからないことは自分で調べるという習慣を確立します。

毎月のテキストの中に、学研の図鑑を抜粋した「NEO図鑑ページ」がある
「図鑑ページ」を見ながら答える問題↓

図鑑ページで調べながら答える問題
こんな人におすすめ!
・文字や数字などをコツコツと身につけ小学校入学にそなえたい
・早いペースで勉強を進め、小学校の勉強に慣れておきたい
・小学館の図鑑を無料で使いたい
まなびwithの教材内容や評判はこちらの記事も参考にしてください↓
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口コミ感想【まなびwithは難しい!】幼児ポピーと比較するとハイペースで優等生向き
続きを見る
こどもちゃれんじ
最大手ベネッセの通信教育です。しまじろうのキャラクターで有名ですね。
特徴は「エデュトイで遊びながら学ぶ」
最大の特徴は知育玩具のエデュトイ(おもちゃ)。
タッチペンで音声を読み上げてくれる「はてなんだくん」、ひらがな練習「なぞりん」など、子どもが喜ぶおもちゃやDVDが特徴で、親がつきっきりで見ていなくても遊びながら自然と学ぶことができます。
難易度の高い「思考力特化コース」が新しくでき、求めるレベルに応じてコースが選べるようになりました。
総合コースはこれまで通りエデュトイやDVDを使い、オーソドックスな問題で数字や文字などの基礎学力を習得します。

総合コースのテキストは取り組みやすい
一方、思考力特化コースは総合コースでは物足りない人向けに、エデュトイが少なくなり、より深く考えないと解けない問題に挑戦できます。
オーソドックスな問題やワークで文字や数字を習得したい人は「総合コース」
文章題に慣れたり、文章で答えるなど、考える力を育てたい人は「思考力特化コース」
を選ぶといいでしょう。
こんな人におすすめ!(総合コース)
・付録重視
・遊びながら自然に学ばせたい
こんな人におすすめ!(思考力特化コース)
・ハイレベルな通信教育をやらせたい
がんばる舎すてっぷ
毎月700円の白黒プリント教材です。
特徴は「実力に応じて進められる」「小学校の内容を先取り」
すてっぷは2歳〜小学1年生レベルのプリントがあり、子どもの実力に応じてスタートするレベルを選択できます。

すてっぷ5(6歳児レベル)数の合成問題
また、プリントをまとめて出してもらうことができるので、進め方次第ではどんどん先取りして学習することができます。
問題や教材は小学校のプリントのような感じで、シンプルな問題、シンプルな教材です。
こんな人におすすめ!
・小学校の内容を先取りしたい
・実年齢の教材だと物足りない
すてっぷの教材レビュー・感想はこちら↓
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【がんばる舎すてっぷ 口コミ・感想】毎月800円!子どもに合えば安くてとてもいい教材!!
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RISU
RISUは算数に特化したタブレット教材です。
特徴は「小学校の算数を先取り学習できる!」
RISUは小学校の算数を先取りできる教材です。
幼児レベルから始まり、小学6年生、中学受験対策まで用意されているので、どんどん算数を学び進めていきたい人に向いています。
タブレット教材でタブレットがナビゲートしてくれるので、親がつきっきりで見ていなくても子どもが一人で勉強を進めることができるのが特徴です。
こんな人におすすめ!
・小学校の算数を先取りして学習させたい
・算数が得意になって欲しい
RISUを実際に使ってみた感想、教材内容はこちらの記事も読んでください↓
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【リスきっず(RISU)の感想&口コミ】幼児が1人で遊びながら算数を先取り学習できるおすすめ教材!
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幼児向け通信教育のレベル:まとめ
幼児の通信教育は小学生の通信教育と比べると、教材によって重視している点が大きくちがうんですよね。
たのしく勉強 真面目に勉強
年齢にあった学習 先取り学習
基礎重視 思考力や応用力重視
なにを目的にするかでベストな教材は変わります。
実際に教材見本を見くらべると、問題やワークのちがい、レベルや難易度のちがいに驚かれると思います。
なので、気になる教材がある方は教材見本を申し込み、比較検討しましょう。
見本を見ると「思っているのと違った・・・」なんてこともよくありますので、気になるものは全て申し込んでみてくださいね♪
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【学年制の通信教育】
▼毎月わずか980円「幼児ポピー」
2歳~年長さん 月額980円の学習教材「月刊ポピー」
▼考える力を育てる「Z会幼児」
自らすすんで学ぶ力を Z会の幼児コース
▼教材付録が充実「こどもちゃれんじ」
しまじろうの「こどもちゃれんじ」
▼思考系の力を育てる小学館の新通信教育「まなびwith」
2019年4月から始まる小学館の通信教育「まなびwith」
【無学年制の教材】
▼数字・算数に特化したタブレット教材「RISUきっず」
RISUきっず 無料お試しキャンペーン!
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