本州の雪が降らない地域から北海道に移住し7年。
通年同じ靴が履ける本州とはちがい、北海道では「冬靴」という冬用の靴が必要になります。
冬靴は雪道や凍結した道でも滑らないよう、靴底にギザギザの溝がついています。
さらに防寒や防水機能がついたものもあります。
冬靴は雪無し地域だとアウトドアショップぐらいでしか売ってませんが、北海道ではどこの靴屋さんでも売られてます。
(北海道では冬靴仕様でないと売れない・・・)
デパートのブーツ売り場も、見た目は雪無し地域で売られているおしゃれな革のブーツでも、靴底は雪国仕様でギザギザが入ってたりします。
この記事で紹介している冬靴
- ソレル SOREL
- ノースフェイス
- UGG
- アサヒ トップドライ
- カミック kamik
この記事では、私が実際に持っている上記の冬靴を紹介&実際に使ってみた感想を書きました。
ちなみに私のプロフィールですが、
- 札幌市在住
- アラフォー
- 上の子が0歳の時に北海道へ移住
- 移動は車がメイン
仕事はしておらず、出歩くのは、
- 子供の送り迎え
- 子供と外遊び
- 雪かき
- (たまに)ママ友とランチ
- (たまに)ショッピング
そのため、機能性重視のアウトドアブランドの出番が多いです。
でも、ファッションはそこまでカジュアル路線ではないので、たまにはヒールも履きたくなる!
そんな私と同じような境遇の方の冬靴探しの参考になれば幸いです。
ノースフェイス(ヌプシシリーズ)

ノースフェイスのヌプシブーツ(ユニセックス)
ノースフェイス ヌプシの感想
- 軽くてあたたかい!!!
- ユニセックスモデルはゆったり目で脱ぎ履きしやすい
- ウィメンズモデルは細身で脱ぎ履きがややしづらい(けどファッション性はGood)
- 数シーズン履くと防水性は落ちる(染み込む)
- そんなに滑らない
北海道に移住して一番最初に買った冬靴がノースフェイスのヌプシブーツ。
当時は子供がまだ0歳だったので、脱ぎ履きがしやすく、軽くて暖かいユニセックスモデルを買いました↓
ユニセックスモデルはゆったりとした作りなので、子供を抱っこしたまま脱ぎ履きするのにとても便利でした。
防水仕様ですが年々防水性は薄れていき、4年目あたりから染み込みが激しくなったのでぐちゃぐちゃ雪の時は履けなくなりました。
防水性は年々落ちていくので、メルカリなどで中古品を買う時は見た目の状態だけでなく防水性もチェックした方がいいと思います。
それでも1月〜2月のサラサラ雪なら問題なく使え6シーズン使い込みましたが、さすがに見た目も劣化が激しくなってきたので今年ついにさよならしました。
いま狙っているのは、ヌプシシリーズの中でも細身でおしゃれ感がある「ウィメンズアモア」。
きれい目ファッションでも使えるのがポイント!
上の部分を折り返してショートスタイルで履くこともできます。
ただ、ユニセックスモデルと比べると細身なので同じサイズでもきつめに感じ、脱ぎ履きも若干しづらい。。。
けど、カジュアルすぎるブーツが苦手な方にはウィメンズアモアがおすすめです!
ちなみに、子供たちにもノースフェイスのヌプシシリーズを履かせてます♪
軽くて暖かいし、どんなファッションにも合わせやすいので愛用しています。
ソレル SOREL(ティボリ)

ソレルのティボリ2
ソレル ティボリの感想
- すごくあたたかい!!!
- ノースフェイスと比べると重い
- きれいめファッションには合わせづらい
- 足首がぎゅっとしまっているので脱ぎ履きはしづらい
- そんなに滑らない
カジュアルファッションやデニムスタイルに合わせるとおしゃれなソレルの「ティボリ」
毎年少しずつデザインが変わってますが、ティボリシリーズは毎年人気がありますね。
ちなみに、私のティボリは「ティボリ2」だと思います(多分)
*2020年の最新モデルはティボリ4です。

ソレルのティボリ2
ソレルは凍結路面だと滑りやすいという話も聞きますが、私はそこまで滑りやすいと感じたことはありません。

ソレルティボリの靴底(つま先)

ソレルティボリの靴底(かかと)
温かさはノースフェイスよりも上に感じます。
特に冷え込む寒い日はソレルが間違いないですね。
足首がぎゅっと閉まる感じなので、脱ぎ履きはちょっとしづらいです。
私は毎回このブーツを脱ぐとき、一緒に靴下も脱げちゃいます(笑)
ソレルのティボリは見た目が個性的なので似合うか不安でしたが、履いてみたら結構かわいくて気に入ってます♪
UGGは滑り止めを貼って使用!

UGGは滑り止めを貼って履いてます
UGGムートンブーツの感想
- そのままでは滑るので滑り止めを貼って使用
- 柔らかくてあたたかい!!!
- 防水性は無いのでサラサラ雪の日限定
まだ本州にいた時に買ったUGGのムートンブーツ。
直営店で買った正規品です。
とてもあたたかいので寒い北海道にぴったりですが、そのままでは滑るんですよね。。。
というわけで、靴屋さんで滑り止め加工をしてもらいました。
確か4,000円ぐらいかかりました(高い!)

UGGの靴底に滑り止め加工をした
滑り止めを貼って、乾いた雪の日にたまに履いてます。
防水性がないしムートンが痛むので、11月〜12月や3月などぐちゃぐちゃな時は使えません。
北海道でもUGGはたくさん売ってますが、滑り止め加工費がかかるし、乾いた雪の日にしか履けないし、あんまりコスパは良くないな・・・と感じます。
でもやっぱりUGGは人気ですね!
アサヒシューズ トップドライ(ゴアテックス)

ゴアテックス使用のアサヒシューズ「トップドライ」
アサヒシューズ トップドライの感想
- ヒールがあるのでおしゃれしたい日に使える
- 防水性&透湿性が有り、靴の中が濡れずにドライでサラサラ!
- 靴の中がドライなおかげか革製ブーツよりあたたかい
- 滑りにくい
アサヒシューズのトップドライシリーズの靴です。
こちらのシリーズはアウトドアブランドのレインウェアやスノーウェアでよく使われる「ゴアテックス」が使われてます。
ゴアテックスとは?
ゴアテックスは「防水」と「透湿」を兼ね備えた素材のことです。
防水と透湿の両立は非常に画期的なことで、この2つの機能により、外側から水を通さず、内側の湿気を外に放出することが可能になります。
ノースフェイスやソレルのような履いた瞬間に「あったかい!」という感覚はあまり無いですが、ゴアテックスのおかげかそこまで冷えず、デパートなどで売られてる革製ブーツより格段にあたたかみがあります。
(体温が奪われないって感じ?!)
靴底は滑りやすい路面でもしっかりグリップするよう、グリップ性に優れた特殊ラバーに、セラミック粒子やガラス繊維などを配合。
かなりしっかりと溝が付いていて安心です↓

アサヒトップドライの靴底
機能性ばつぐんなのにヒールが有るものも多く、デザイン性と機能性を両立させているのが女性にはうれしいですよね♪
アウトドアブランドのカジュアルさが苦手だけど、デパートで売ってる皮ブーツは機能的に物足りない・・・、という欲張りな方におすすめです。

ヒール5cmのショートブーツ
ロングブーツもありますよ。

ロングブーツ
カミックkamik

秀岳荘で見つけたkamikのスノーブーツ
カミックの感想
- すごくあたたかい!
- 滑らない!!
- ガシガシ使える!!!
- コスパが良い
たまたま札幌の秀岳荘で見かけて買ったカミックのスノーブーツ。
防寒性に優れていて滑りにくいので、除雪や雪遊びのときにガシガシ使っています。
カミックは、カナダの厳しい自然のなかでもパフォーマンスを発揮できるよう、履き心地に優れた頼もしいアウトドア防寒ブーツを作り続けているメーカー。

後ろから見た感じ
機能性が高いわりにお値段は他アウトドアメーカーより安めなので、コスパがとてもいいと感じてます。
靴底もこんな感じで、しっかり溝入ってます↓

kamikの靴底
雪遊びやアウトドア、除雪にぴったりなブーツで、アクティブな方におすすめ!
北海道の冬靴(レディース)まとめ
以上、5ブランド紹介しました。
私はこんな感じで使い分けてます↓
- ノースフェイス:どんなシーンにも使えるオールマイティ靴
- ソレル:カジュアルファッションで寒い日に
- UGG:すごく冷える乾いた雪の日に
- アサヒシューズトップドライ:街におでかけする時に
- カミック:雪遊び、除雪用
他にも探せばたくさん冬靴はありますが、まず最初の一足としては「ノースフェイス ヌプシシリーズ」が個人的におすすめ。
どんなファッションでも合わせやすいし、軽くて温かくて履きやすい!
周りのママを見ても、ノースフェイスのヌプシは多くの人が持ってますね。
ぜひ試してみてください♪