私は妊娠5ヶ月から臨月までマタニティスイミングに通いました。
「体重増加が緩やかになりそう」「体力維持になり安産につながりそう」というのがマタニティスイミングに対する一般的なイメージだと思いますが、実際どうなんでしょう?
今日は私の体験談を書こうと思います。
通ったのは東急スイミングスクール(多摩川)
私がお世話になったのは東急線多摩川駅そばの東急スイミングスクール。
スタッフのみなさんもとても優しくて良かったですよ。
流れ
私が通っていたスクールでは毎回助産師さんがついていました。毎回の流れはこんな感じです。
- 水着に着替えたら、体温と体重を測り、母子手帳を持って助産師さんのところへ。
- 助産師さんが血圧と脈拍を測ってくれます。その間は助産師さんとのお話タイム。産院では聞きづらい質問や心配事も気軽に相談できました。また、助産師さんから週数にあったアドバイスをいただくこともありました。
- 時間になったらプールへ。アクアビクスの日と、ひたすら泳ぐスイミングの日があり、交互にやっていました。ひたすら泳ぐスイミングの日は、毎回おおよそ700m泳ぐメニューをこなします。けっこうハードでしたよ!
- アクアビクスや水泳が終わったら、マタニティスイミングの醍醐味!水中座禅、出産の呼吸法の練習、出産時に力を抜く練習を行いました。
- 最後に助産師さんが再び血圧と脈拍を測ってくれ終了。
水着について
まだそんなにお腹が大きくない妊娠中期のころは、妊娠前から持っていたタンキニ(トップスがタンクトップの水着)を着ていました。
でも、後期に入るとさすがにきつくなりマタニティ水着を購入。
ほとんどの人がマタニティ水着を使っていましたが、臨月まで普通のビキニを使っている人がいました!
妊婦さんのビキニ姿、いやらしさもなく、けっこうかわいかったですよ♪
水中座禅の練習
水中座禅は出産時のいきむ練習です。
いきむって、できるだけ長く呼吸を止めて踏ん張り、苦しくなったら一瞬で息を吸ってまたいきむ・・・って感じなのですが、「呼吸をできるだけ長く止め、苦しくなったら一瞬で息を吸い、再びできるだけ長く息を止める」の練習をプールでやります。
やり方は簡単で、プールにできるだけ長く潜り、苦しくなったら浮上して一瞬で息を吸い、また潜るだけです。
呼吸法の練習
こちらは陣痛時に痛みを逃すための呼吸法の練習です。
呼吸法といえば、一昔前だと「ひっひっふぅー」っていうのが有名でしたね。
私が通っていたスクールでは、ポールを2本使って仰向けに浮き(大きなお腹がポッコリ浮かんでる感じ)、呼吸をガイドしてくれるテープに合わせて息を吸ったり吐いたりしました。
陣痛の痛みがまだそれほどでもない始まりの頃から、子宮口が全開に近づき陣痛もマックスな頃まで、お産の一連の流れにそって呼吸法を練習。
こんな風に出産って進むのか〜っていう感じでした。
安産につながるの?効果のほどは・・・??
気になる効果(メリット)ですが、、、
- 水中座禅や呼吸法は出産のイメトレになり本番あわてずにすんだ
- 比較的安産だったがマタニティスイミングのおかげかどうかは分からない
- 体重増加は緩やかだった(これもマタニティスイミングのおかげかは分からないですが・・・)
- 友達ができた
- 産院以外の助産師さんと話すことができ心強かった(セカンドオピニオン的な使い方も!)
- 楽しいマタニティライフを送れた
一番気になるところは安産につながるか?という部分だと思いますが、これに関しては正直分かりません。
そもそもお産自体、個人差がすごく大きいので、何もしなくても安産の方がいる一方、運動や体重コントロールを頑張られても難産な方もいらっしゃると思います。
ただ、マタニティスイミングが直接的に安産につながるかは分かりませんが、間接的に良いことは間違いないと思います。
運動した分だけいつもより体重のことを気にせずゴハンやおやつを楽しめる。
同じぐらいの妊婦さんと話すことで不安や悩みを発散できる。
水中座禅や呼吸法のイメトレのおかげでどんな感じでお産が進むか前もって知れる。
などなど。
不安になることも多いマタニティ時期ですが、体を動かすことだけに集中できるスイミングの時間は、楽しいマタニティーライフのひとときになりました☆