まなびwithは難しいって聞くけど、うちの子ついていけるかな?
まなびwithと幼児ポピー、どちらを選んだらいいかな?
この記事は、上のような疑問をお持ちの方に、幼児ポピーを4年間受講した我が家が「まなびwith」をやってみた感想を正直に教えます。
コロナ対策で小学館が無料で配ってるまなびwithのワークブックが届きました。
まなびwith、かわいいイラストで幼児にも親しみやすい雰囲気だけど、内容はしっかりお勉強って感じ。
子どもじみてなく、真面目な教材だな〜。
いちばん私好みな教材かも☺️
ただ、料金が高めなのが・・・😭 pic.twitter.com/fCHWrXNc2c
— ゆっこ*小1と幼児のお勉強 (@educheerful) March 16, 2020
この記事でわかること
- まなびwithと幼児ポピーのちがい
- まなびwithのメリット・デメリット(口コミ感想)
- まなびwithが向いてる子とは?
- 幼児ポピーが向いてる子とは?
まなびwithは大手4社(Z会、こどもちゃれんじ、幼児ポピー、まなびwith)の中でいちばん学習ペースが早く、早いうちから小学校の勉強に慣れることができる教材です。
ただ、どんな子でも楽しく取り組める幼児ポピーとは違い、まなびwithは、
学習のペースが早く、シールや付録など子供が楽しめる要素も少ないので、みずから進んで勉強に取り組む優等生タイプでないと、ついていくのが大変
です。
保護者目線だと、しっかり勉強ができるオーソドックスな教材で好感が持てますが、正直、子供にとっては好き/嫌いが分かれる教材だと感じます。
ですので、口コミ感想をしっかり調査して判断するのがおすすめ!
この記事を読めば、お子さんにまなびwithが合うかどうか判断できますので、最後まで読んで教材選びの参考にしてください♪
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まなびwithと幼児ポピーのちがい
まなびwithと幼児ポピーで大きく違う点を3つ紹介します。
取り組みやすさ
- どんな子でも取り組めるのは「幼児ポピー」(=比較的簡単)
- まなびwithは勉強に慣れている子、勉強が好きな子向き(=難しめ)
取り組みやすさの観点で言うと、まなびwithは幼児ポピーより全体的にハイレベルなので、勉強慣れしている子、勉強が好きな子でないと難しい(取り組みにくい)です。
大手4社(まなびwith、Z会、こどもちゃれんじ、幼児ポピー)の中でも、総合的に見ていちばんハイレベルに感じます。
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まなびwithが幼児ポピーと比較して取り組みにくいと感じる理由は2つ。
まなびwithが取り組みにくい理由
- テキストが小学校の教科書のようで幼児らしさが無い
- 幼児ポピーは回答をシールで貼る問題が多く、書くのが苦手でも取り組みやすい。一方、まなびwithは答えを自分で書かないといけない問題が多いので書くのが嫌いな子には大変。
取り組みにくい理由1:まなびwithのテキストは小学校の教科書のよう
まなびwithのテキストは小学校の教科書のようで、明朝体が多く使われ、問題文も「かきましょう」と丁寧語です。
全体的にかたく真面目なテキストで、幼児向きな感じではないです。
まなびwith
一方、幼児ポピーは親しみあるデザインで、文字も丸みのあるゴシック体が使われており、問題文も「なぞろう」など口語で幼児目線を意識して作られてます。
幼児ポピー
取り組みにくい理由2:まなびwithは答えを書かせる問題が多い
年長になると、まなびwithはシールで回答する問題がかなり少なくなり、答えを自分で書く問題がほとんどになります。
中には長文を書かせる問題もあります。
まなびwith
まなびwithは文字を書くのが好きな子なら問題ないですが、書くのが苦手な子には取り組ませるのがかなり大変です。
一方、幼児ポピーは年長でもシールで回答する問題が多く、文字の書き練習以外はほとんどシール回答です。
答えが分かったらシールをペタペタ貼るだけでいいので、誰でも楽しく取り組めます。
幼児ポピー
勉強が好きな子、勉強に慣れている子なら、まなびwithで勉強すれば実力をさらに伸ばすことができるでしょう。
ただ、勉強がそんなに好きでない子、書くのが嫌いな子には幼児ポピーの方が取り組みやすく、楽しく勉強できるので良いかと思います。
学習ペース
- まなびwithの方が学習ペースが早い
- 幼児ポピーはゆっくり進み、基礎重視
小学校入学までに学ぶこと(=到達点)を比べると、まなびwithも幼児ポピーも大きな差はありません。どちらの教材でも小学校前半までを学習します。
しかし、学習のペースは圧倒的にまなびwithが早いです。
学習ペース比較1:ひらがなの読み書き
まなびwithでは年少からひらがなの書き練習がスタートします。
しかも「つ・く・し」等の簡単なひらがなだけでなく、難しいひらがな「ふ・み」なども年少から練習を始めます。
まなびwith
一方、幼児ポピーの年少では「ひらがなの読み」を完璧にするだけ。書き練習は年中4月号からスタートと、ゆっくりです。
幼児ポピー
学習ペース比較2:足し算・引き算
まなびwithは年長で足し算や引き算の「式の書き方」まで学習が進みます。
まなびwith
一方、幼児ポピーでは足し算や引き算の基礎は学習するものの、式の書き方は年長3月号で軽く触れる程度。
幼児ポピー
式の書き方までしっかり学習するのは、大手4社(まなびwith、Z会、こどもちゃれんじ、幼児ポピー)の中でも、まなびwithだけです。
まなびwithは学習ペースが早い分、年長になると小学校でやる問題と同じ形式の問題にたくさん触れることができ、幼児のうちから小学校の勉強に慣れることができます。
どんどん吸収して、早くから小学校の問題に慣れておきたい子にはまなびwithが向いてます。
一方幼児ポピーは、ゆっくり基礎を積み上げていき、最終的にはまなびwithと同じレベルまで到達します。
基礎をなんども繰り返してじっくり「読み・書き・計算」の基礎力をつけたい人には幼児ポピーが向いてます。
料金
3つ目のちがいは料金。圧倒的に幼児ポピーが安く、まなびwithは幼児ポピーの2倍以上です。
まなびwith | 幼児ポピー | |
年少 | 2310円 | 980円 |
年中 | 2585円 | 1100円 |
年長 | 2585円 | 1100円 |
*料金は毎月払いの料金
まなびwithの口コミ感想(メリット)
まなびwithを実際にやってみた感想(メリット)はこちら。
ハイペースで学習が進み、年長では小学校の問題をたくさんこなせる
まなびwithは学習ペースが早く、年長では小学校と同じ形式の問題をこなすことに時間をあてています。
早いうちから小学校の問題に慣れることができるのがいいなと思いました。
例えば、まなびwithの年長では足し算や引き算を式で解く練習をたくさんします。
他社(Z会、こどもちゃれんじ、幼児ポピー)は年長でも「いくつといくつ」が中心で、式で解く計算練習はしません。
まなびwithの方がより小学校を意識した形で勉強ができます。
まなびwith 年長
国語についても、まなびwithでは小学校のテストにそっくりな長文問題があり、小学校に向けて一歩踏み込んだ勉強ができると感じました。
まなびwith 年長
書いて答える問題が多く、回答する力が鍛えられる
特に年長教材はシールが少なく、回答は自分で書く問題ばかりです。
長めの文章を書かせる問題もあり、書く力がすごく鍛えられると思いました。
まなびwith 年長
小学校に入ったらシールで回答なんてことは無いので、幼児のうちから答えを自分で書く練習がたくさんできるのがいいなと思います。
図鑑ワークで調べて答える体験ができていい
小学館の図鑑「NEOシリーズ」を使った、図鑑ワークがあるのがとても良かったです。
毎月テキストを開くと、NEOがこのようにとじ込まれてます↓
まなびwith NEO図鑑
この図鑑ページをみながら答える問題があり「図鑑で調べて答える」体験ができるのが良かったです。
まなびwith NEO図鑑
図鑑は季節にあった自然や生き物、季節行事など、その時期に合った絶妙なテーマを取り上げていて、とても良かったです。
まなびwithの口コミ感想 (デメリット)
まなびwithをやってみてデメリットに感じた点は以下です。
遊び要素が少なく、勉強が好きな優等生向き
まなびwithは、
- 付録が無い
- シールが少ない
- まちがい探しやめいろなど、楽しみながら取り組める問題が少ない
→勉強色が強く、とても真面目な教材です。
保護者目線で言えば、しっかりと勉強ができる教材でとても好感を持ちました。
幼児ポピーから乗り換えようか迷ったほどです。
ただ、子供にとってはお楽しみ要素が少なく、勉強が好きな子でないと積極的に取り組んでくれない教材だと思います。
みずから進んで勉強する子でない場合、親が上手に子供のやる気を刺激してあげないと取り組まないでしょう。
実際、うちの息子は書くのが嫌いなので、取り組ませるのがかなり大変でした(結局、半分ぐらいしかやってくれず・・・)。
まなびwithは勉強好きな優等生向きの教材ですね。
「幼児ポピーやこどもちゃれんじのような子供っぽい教材が嫌いな人」「遊び抜きでしっかり勉強したい人」におすすめです。
文字を書くのが苦手な子にはツライ
保護者目線だと教材は本当にとてもいいです。
ただ、幼児ポピーのようにシールで回答する問題がほとんどなく、答えを自分で書かないといけないので、文字を書くのが嫌いな子にはハードルがかなり高いです。
うちの息子のように「なんで字を書く練習をしないといけないの?」「文字なんて書けなくていい!」というノリの子には、まず無理です。
逆に言えば文字を書く練習がたくさんできるので、まなびwithで勉強した子は小学校に入ってから苦労しないで済むでしょう。
子供のタイプをよく見きわめて決めた方がいい教材だと思いました。
自然や季節行事、体遊びは幼児ポピーの方が充実
幼児ポピーに比べると、自然や季節行事、体遊び、マナーなど、勉強以外のコンテンツが少ないです。
そういう点でも、まなびwithは勉強色が強いですね。
図鑑ワークで自然や季節行事に触れたり、テキストの中で体を動かすワークやマナーの勉強も少しはありますが、全体的に量はかなり少ない。
勉強以外の学習は必要最低限しかないので、お勉強重視の人向きの教材です。
まなびwith 体遊びのワーク
まなびwith マナーの学習
料金が高い
上の方でも書きましたが、まなびwithは幼児ポピーの2倍以上の料金です。
まなびwith | 幼児ポピー | |
年少 | 2310円 | 980円 |
年中 | 2585円 | 1100円 |
年長 | 2585円 | 1100円 |
*料金は毎月払いの料金
教材のボリューム的にはそこまで差はありません。
「若干高いかな・・・」というのが正直な感想ですが、遊び抜きでしっかり勉強したい人には大手4社の中でいちばんおすすめの教材です。
大手4社の中でいちばんしっかり小学校の勉強を先取りできるので、勉強重視の方はぜひ試してみてください。
まなびwithと幼児ポピー 教材比較
まなびwithと幼児ポピーの教材のちがいを写真で紹介します。
ひらがなの書き練習
まなびwithは年少からひらがなの書き練習をし、年中5月号では早くも難しい「を」も練習します。
まなびwith
一方、幼児ポピーは年中4月号からひらがなを書く練習が始まり、年中の1年間かけてひらがな50音の書き練習をします。
簡単なひらがなから練習を始めるので、「を」の練習をするのは年中の3月になります。
まなびwithとだいぶ差がありますね(汗)
幼児ポピー
カタカナの書き練習
まなびwithも幼児ポピーも、カタカナの書き練習は年長からです。
まなびwith
幼児ポピー
数字の書き練習
まなびwithも幼児ポピーも、年中から数字を書く練習をします。
まなびwith
幼児ポピー
10より大きな数
まなびwithは年長で10以上の大きな数もしっかり学習します。
一方、幼児ポピーは年長の最後の方で、11〜20までの大きい数字を勉強します。
まなびwith
幼児ポピー
図形
まなびwithは特別教材の「かたちパズル」を使った図形の問題がけっこう出てきます。
まなびwith
幼児ポピーでも図形の問題は出てきますが、まなびwithに比べると問題量は少ないです。
幼児ポピー
幼児ポピーではあまり図形の問題を扱っていませんが、幼児ポピーオプションの「しあげのドリるん」では難しめの図形の問題も出てきます。
幼児ポピーオプション しあげのドリるん
立体・展開図
まなびwithは立体や展開図の勉強も出てきます。
まなびwith
幼児ポピー「ドリるん」では立体や展開図の問題は扱っていません。
「わぁくん」の方で、身近なものをいろんな角度からみて立体の感覚をつかむコーナーがある程度です。
幼児ポピーオプション わぁくん
幼児ポピーオプションの「しあげのドリるん」には少しだけ立体の問題もありました。
幼児ポピーオプション しあげのドリるん
幼児ポピーは図形や立体、展開図に関しては深く扱ってなく、足し算や引き算の基礎に教材をたくさん割り当ててます。
時計
どちらの教材も「何時」「何時半」の時計の読み方を習得します。
まなびwith
幼児ポピーオプション
まなびwithが向いてる子
まなびwithが向いている子をまとめます。
- 勉強に積極的に取り組む子
- 勉強に慣れている子
- 小学校の問題に慣れておきたい子
- 勉強以外のコンテンツ(自然や季節行事、知恵遊びなど)は不要な子
好き嫌いなく何にでも積極的に取り組む子なら「まなびwith」の学習ペースや問題にもついていけると思います。
幼児ポピーが向いてる子
どちらかと言えば幼児ポピーを選んだ方がいい子をまとめます。
- お勉強初心者
- 楽しく勉強したい子
- 文字を書くのが苦手な子
- 勉強以外の要素(アナログカードゲーム、自然や季節の学び、知恵遊び等)も大事にしたい子
- 安さ重視の人
「好きな問題はやるけど、嫌いな問題はやりたくない」「遊ぶのが大好きで、勉強は興味ない」「文字書くのキライ」みたいな子には、遊び感覚でたのしく取り組める「幼児ポピー」の方が向いていると思います。
「まなびwithと幼児ポピーを両方やってみた口コミ感想」まとめ
幼児ポピー受講者から見ると、まなびwithは勉強色が強くとても真面目な教材だと思いました。
しっかり勉強ができる教材で、保護者目線ではとても好感が持て、本気で乗り換えようかと思ったぐらいです。
ただ「学習ペースが早いので、勉強が好きで積極的に取り組む子でないとついていくのが大変」というのが正直な感想です。
特に、書くのがキライな子にはまなびwithの年長はハードルが高いでしょう。
幼児ポピーがどんな子でも楽しく取り組めるのに対し、まなびwithは子供によって向き・不向きがある教材だと思います。
我が家の場合、娘は真面目で何に対しても積極的に取り組むのでまなびwithでも大丈夫そう。
一方、息子は好きなことしかやらないし、文字を書くのが嫌いなのでまなびwithはムリ(苦笑)
しっかりした良い教材なので保護者としては気に入る人が多いと思いますが、子供が気にいるかどうかは相性次第なので、無料のおためし教材を取り寄せてよく確認してから決めるのをおすすめします!
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