幼稚園でママ友が欲しいけど、いつまでたっても友だちができない。
親同士が交流する機会が少ないので、どうやってママ友を作ればいいか分からない。
子どもが幼稚園に入園して上のような悩みをかかえていませんか?
私は幼稚園のママたちとお茶やランチをしたり、子連れで映画に行ったり飲み会をするなど、楽しい園ママライフを過ごしてます。
小学校に比べ幼稚園は同じ環境や同じ価値観の人が集まりやすいので、一般的には小学校より幼稚園時代のママ友の方が仲良くなりやすく、長く付き合えると言いますよね。
私の周りには幼稚園でママ友を作り、楽しい園ママライフを送っている人がたくさんいます。
ということで、この記事では「幼稚園でのママ友の作り方・トラブルを避けるために気をつけていること」を紹介します。
「ママ友」にマイナスイメージを持つ人も多いかもしれませんが、気が合うママ友ができると園ママライフがいまよりもっと充実して楽しくなりますよ。
ぜひこの記事を参考にして、ママ同士の交流を楽しんでくださいね。
なお、
・ママ友なんてわずらわしいから要らない
・忙しくてママ友とつるんでいるヒマなんてない
という方には役に立つ情報はありませんので、いますぐ画面を閉じてくださってけっこうです。
それでは始めます。
幼稚園でママ友を作る方法
入学直後やクラス替え直後は、子どもだけでなくママにとっても新しい環境で緊張しますよね。
幼稚園で他のママと交流をはかるために、以下の点を意識していました。
園児の名前を覚える
うちの園では全学年の名簿が配られるので、同じクラス・同じ学年の園児の名前をなるべく覚えるようにしました。
顔も知らないのに名前を覚えるのは大変ですが、子どもが仲良くしている子、バス停が同じ子など、共通点がある子から少しずつ覚えていくといいですよ。
私は名簿をスマホで写真に撮っておき、送迎や行事で知りあった子はなるべくその場でクラスを調べ、どこのクラスの誰なのかを覚える努力をしました。
こういうのってすぐにその場で調べないと忘れてしまいやすいので、名簿をスマホに撮っておくのはおすすめです。
人の名前を覚えるのが苦手な人も多いと思いますが、苦手だからって覚えるのをあきらめていたらいつまでも覚えられません。
幼稚園でのママ友作りは「子どもを知る→その子のママを知る」という順番が多いので、子どもを知らなければ、その子のママとつながるのも難しくなります。
子どもの名前を知っていれば、その子の親も覚えやすいです。
少しずつでいいので名前を覚えていきましょう。
参観や懇談・園行事にはなるべく参加し、顔を覚えてもらう
保育参観や懇談会、茶話会、園行事など、幼稚園関係の行事やイベントには積極的に参加しました。
そして、幼稚園に着いたら知らないお母さんにも「こんにちは」と挨拶し、顔を覚えてもらうようにしています。
挨拶をしない人って、近寄りがたい印象を受けませんか?
これから交流をしていきたいと思うなら、挨拶をしてオープンな雰囲気を出すことは大事でしょう。
特に会話をしなくても、何度か挨拶を交わすうちにお互いの顔を覚え、話しやすい雰囲気が自然とできます。
会話を始めるきっかけづくりのためにも、挨拶をしてオープンな雰囲気を出すようにしました。
隣になった人に声をかけてみる
行事や参観などで隣になったママには、なるべく自分から会話するように心がけました。
いきなり何を話せばいいの?と思うかもしれませんが、
・○組の○○○の母です、よろしくお願いします。
・今日は暑いですね。うちの子 長袖で行かせたんだけど大丈夫かな?
・今日って何やるんですかね?
・写真の申し込みっていつまででしたっけ?
・それどこで配っているんですか?
・今日の発表、子どもたちすごい上手でしたね(感動)
そんな些細なことを話し、会話のきっかけを作ってみました。
自分から話しかけて盛り上がらなかったら落ち込むかもしれませんが、それを気にしすぎていたら何も始まりません。
話してみないと相手がどんな人かも分からないし、気が合うかどうかも分からないので、自分と合う人がいたらラッキーぐらいの気持ちで気軽に話してみるといいと思います。
ちなみに、経験上、自分から話しかけられる人は少なく、話しかけられるのを待っている人がほとんどです。
なのでこちらから話かけると、「待ってました」とばかりに会話が続くことが多い(笑)
1回会話をすれば向こうも親近感を持ってくれるので、次に園で見かけたときに気軽に挨拶してくれたり、話しかけてくれるようになります。
同じ幼稚園にどんな人がいるのか探る気持ちで自分から話しかけてみてくださいね。
子どもが仲良くしている子のママに話しかける
子どもの交友関係が分かってきたら、子どもが仲良くしている子のママに話しかけました。
「○○○の母です。いつも仲良くしてもらってるみたいで、ありがとうございます」
といった感じです。
向こうも子どもの友だちの親とは繋がりたいと思っている場合が多いので、話しかけると会話がはずみます。
共通点がまったく無いママに話しかけるよりも簡単なので、幼稚園で誰と話していいか分からない人は、子どもの友だちのママに話しかけてみるといいですよ。
自分の子が誰と仲良くしてるかわからない場合は、担任の先生に聞きましょう。
親子ともに気が合いそうなら遊びに誘う
子ども同士、親同士。親子ともに気が合いそうな方が見つかったら遊びに誘いました。
いちばん始めに誘うときは緊張しますよね。
「こんど降園後に、○○で遊びませんか?」
「うちの子が遊びたいと言ってるので、一緒に遊んでもらえませんか?」
そんな感じで誘ってみるといいと思います。
最初はお互い気軽な感じで遊ぶほうがやりやすいと思うので、降園後に近所の公園や子育て支援センターなどで遊ぶのがいいかもしれません。
何度か遊んでいるうちに、休園日や夏休みに一緒に遊びに行く、プリキュアやドラえもんの映画を一緒に観に行くなど、遊びの幅が広がっていきました。
ランチやお茶に誘う
子どもがいるとゆっくり話せないので、子ども抜きでママだけで会うのもとっても楽しいです。
気が合いそうなママが見つかったらランチやお茶などに誘ってみましょう。
仲が深まるとママ同士で飲みに行ったりし、さらに楽しくなりました。
ただ、ゆっくり話せる反面、トラブルにもなりやすいのでその辺は気をつける必要がありますよね。
次の章ではママ友トラブルを避けるコツを書いているのでそちらも参考にしてくださいね。
ママ友トラブルを避けるには?
「ママ友づきあいが面倒・・・」「わずらわしいからママ友は要らない」
そんな話しもよく聞きますよね。
ママ友トラブルを避けるために、以下のようなことに気をつけています。
徐々に仲良くなる
友だちが欲しいからといって、いきなり深い友だちを作ろうと焦るのは禁物です。
「同じ幼稚園に通わせている」以外に相手に関する情報は無いわけで、相手の生い立ちや環境、価値観、性格は分かりませんよね。
「この人気が合いそうだな」「信頼できるな」という確信が持てるまでは付かず離れずの距離をキープするのが大事だと思います。
具体的には
・いきなり家に誘わず、外で遊ぶ。
・言いたくないことは言わない(年収、夫の職業、家族のプライバシーなど)。
・他人の噂話や悪口は言語道断。
・お金の貸し借りはNG。
そんなことを意識しました。
警戒しすぎて自分のことをぜんぜん話さないのも交流が深まらずつまらないですが、まだ相手のことをよく知らないうちにベラベラ色々なことをしゃべってしまうと、話した内容をいろんな人に言いふらされる等、あとで後悔するようなことが起きる可能性も0ではありません。
ずるいかもしれませんが「この人、私とは合わないな」と思ったらスムーズに離れられるよう、逃げ道を作っておくこともトラブルを避けるためには大事だと思います。
悪口・噂話はNG、自分のことを話そう
ママたちが集まると、そこにいない人の悪口や噂話になることがありますよね。
悪口や噂話はなるべく加わらないようにし、自分のことを話すようにしています。
・私はこう思ったんだよね
・私、こういうの好きなんだ
・昨日うちでこんなことがあってさ・・・
・最近うちの子がこんなことに興味があってね・・・
自分が話しを聞く立場だったら他人の噂話より、相手がどんな人でどんなことに興味があるのかを知りたくないですか?
だから、私は自分のことを話すように心がけています。
そこにいない人の話で盛り上がるのはトラブルの元です。
噂や悪口で盛り上がりそうになったら、なるべく話を切り替えるようにしましょう。
ビジネスや勧誘のお誘いには慎重に
ママがお家サロンをやっているなど、最近ではママ自身でビジネスをやっている人もいますよね。
幼稚園のママさんから何らかの勧誘を受けた時、それに本当に興味があればうけてもいいと思いますが、付き合いでやるならストレスの元になるのでやめておきましょう。
1度のってしまうと、次から断りづらくなるというのもありますしね。
お誘いを断ったら冷たくしてくるような人だったら、そもそもそんな人とは交流しないほうがあなたの身のためです。
ママ友からのビジネスや勧誘のお誘いには慎重になりましょう。
交友関係を限定せず、オープンに付き合う
ママ友ができて楽しくなってくると、どうしても特定メンバーとだけ交流するようになってきますよね。
だけど、行事や茶話会などたくさんの人が集まるときはいつものママ友だけでなく他の人とも話すようにしました。
特定メンバーだけでつるんでいるとそこに依存しやすくなり、例えばクラス替えで自分だけが離れてしまった時に孤独を感じたり、そのメンバーの中でトラブルがあった時に逃げ場が無くなります。
仲がいいママ友ができたからと言ってそこに依存しすぎず、色々な人とオープンに付き合ってくようにした方が、トラブルにもなりづらく、気持ちの面でもバランスを取りやすいと思います。
ママ友に依存せず、自分の時間・自分の予定も大事にする
仲がいい友だちができるとその集まりには毎回参加しないと・・・と思いがちですよね。
自分がいない時にどんな話になったのか、気になって仕方ない人もいるかもしれません。
けど、自分の時間や予定を後回しにしてまでママ友づきあいに時間をさくのは依存の始まり。
「自分の世界が幼稚園のママ友づきあいしかない」という人は、ママ友との関係やママ友情報に振り回されやすく、ちょっとしたことで自分を見失ったり、ストレスを抱えたりします。
なので、いくらママ友づきあいが楽しくても、他にやりたいことや予定がある時はママ友の集まりを断るようにしましょう。
自分の時間をきちんと確保し自分の芯をしっかり持っていれば、ママ友づきあいに振り回されず、楽しく気持ちよく付き合えます。
まとめ:ママ友が1人できれば園ママライフが楽しくなる!
世間一般では「ママ友」というと悪いイメージが強いですよね。
「同じ年齢の子どもがいる」ということ以外に共通点がないので、学校や職場・趣味の集まりと比べるといろんな人(ママ)がいるのは事実です。
いろんな人がいるだけに自分と気があう人を見つけるのは簡単ではないかもしれませんが、話してみると意外と気があう人がたくさんいて、友だちができてからは園ママライフがより一層楽しくなりました。
警戒してしまう気持ちもわかりますが、いっぽ踏み出して自分から話しかけてみてはいかがですか?
もし話しかけてみて気が合わなくても、失うものはそれほど多くありません。
勇気を出して交流をはかってみてくださいね。
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